2018/04/19

玩具が動く。

1960 AERMACCHI Ala VERDE 250cc

 

アエルマッキ(イタリア)のシングルO HVモデルが誕生したのは1956年、 フルカバードのモーターサイクルとして 有名なキメラモデルに始まる。  キメラは実用車ともいえるモーター サイクルであった。175㏄と250㏄の 二車があり、イタリア国内で成功を納め たものとして名を残している。   ₅7 年にはそのキメラモデルをベースに したツーリングモデルのアラ・ビアンカ (175㏄)とアラ・アズーラ(250㏄)、 スポーツモデルのアラ・ロッサ(175㏄) とアラ・ベルデ(250㏄)が誕生している。  アエルマッキで最も有名なモデルとし て名声を博したレーシングOHVでのア ラ・ドーロは、これらのスポーツモデルを レーシング仕様にしたものである。いず れも太いメインチューブフレイムの下に 水平単気筒OHVのエンジンレイアウト を持ち、アエルマッキモーターサイクル の歴史を作った一連のモデル達だ。

2018/04/19

chabott engineering

アートとメカニックのはざまで

取材協力/http://shinyakimura.blogspot.jp/

木村信也という男をご存知だろうか。

20 年以上前に愛知・岡崎でハーレー ダビッドソンのカスタムショップ、ゼロエ ンジニアリングを開業。グースネックと 呼ばれるステムヘッドを前方に伸ばした ハーレーならではのカスタム手法を駆使 し、極端に低く、シンプルかつコンパクト な古めかしいバイクを次々生み出して、 日本はもとより世界中で人気を獲得。 ゼロスタイルという言葉が世界のハーレー カスタムワールドで定着するほどブレイ クを果たしたカスタムビルダーである。 木村を含む5名ほどが働くゼロエンジニ アリングは、オーダーしても4年待ち、 などという状況が 10 年以上も続いたも のだった。

 

続きはClubman Vol.2本誌 P37で!

 

 

 

 

2018/04/05

Berrybads Motorcycles Kawasaki W650

マン島を思う俺がいた

取材協力/Berry bads www.berrybads.com/

 ザ・カフェレーサー。そんなフォルムの1台は滋賀・大津はベリーバッズの作。国産から英車、ハーレー、カフェからボバー、チョッパーまで守備範囲の広いショップである。

 市販のノートン風アルミタンクとロケットカウルに、アルミを叩き出したワンオフのシングルシートは典型的な英国のボーイレーサーのフォルムながら、オーバーレーシングにオーダーした一点もののアルミスイングアームやドゥカティ400SSの倒立フォーク(ヤフオクで安く落札したらしい)、F17/R18ホイールにダブルディスクといったパーツをあえて組み合わせることにより、懐古趣味に終始することのないモダンなイメージを獲得している。イグニッションキーやスピードメーター、ハンドルスイッチにモトガジェットというハイテクブランドを使用しているのも面白い。

続きはClubman Vol.2本誌 P33で!

 

 

 

2018/04/03

TASTE Harley-Davidson XR1200TT

スクリーンの向こうにバンクがそびえる

取材協力/TASTE CONCEPT MOTORCYCLE www.taste-concept-mc.com/

 古くからのクラブマン読者なら、俺が1986年式のスポーツスターを購入し、それをいじりながらツインレース参戦に熱中していたことを記憶している人もいるだろう。前後のエキパイをどうしても同長にしてみたくて、リアシリンダーのパイプをぐるりとトグロを巻かせた〝うず潮マフラー”のことを、30年近くたった今でも時々言われることがある。アレは衝撃でした、と皆が口を揃える。恥ずかしくも笑える思い出だ。

 俺が発売されたばかりのパパサンを手に入れた頃は、ハーレーダビッドソンは〝走らない”〝止まらない”〝壊れる”の3拍子揃った一部のもの好きだけの乗り物だったし、ましてやスポーツスターなどだれも見向きもしない不人気車。ビッグツインを買えない人が仕方なく乗るプアマンズハーレーでしかなったから、例えばカムを替えようと思って誰に聞いても「スポーツスターにハイカムなんてあるの?」という答えしか返ってこなかった。ハーレーのスポーツバイクといえばマニアのみぞ知るXR1000、しかし実車を見ることなど皆無だった。

続きはClubman Vol.2本誌 P29で!