2018/03/30

まずはお詫びしなくてはいけない。  

 

1月に出すと告知したクラブマン2号が遅れ遅れで結局4月になってしまった。3か月ほど遅くなってしまったことをまずはお詫びしなくてはいけない。

楽しみにしてくれた読者のみなさん、ごめんなさい。広告を出稿していただいたみなさん、大変失礼いたしました。それでもこうして無事を届けられたことをうれしく思う。とはいえこれを書いているのは3月25日、明朝の〆切までにやらなければいけない仕事はまだまだ残っているのだが。

出版不況が取りざたされる昨今、クラブマン1号は大健闘と言ってよい売れ行きとなった。これもお礼しなくては。読者のみなさん、広告出稿いただいたみなさん、ありがとうございました。

世はインターネットの時代だ。携帯電話の圧倒的な普及によって、もはや仕事に使わないならパソコンだって必要ない。クラブマンが創刊した30数年前、誰がこんなことを予想していただろう。手のひらの中で指先ひとつで瞬時に世界とつながり、地球の裏側で起きている出来事や、世界のどこかで見知らぬ人が売りに出したものを知ることができる。SF小説の作家でさえこんな未来を描いた人はいなかった。事実は小説より奇なり。俺たちはそんな未来に生きている。

本や雑誌はインターネットに取って代わられる。そんなことがまことしやかに語られるようになったのは、タブレットが世に出始めた頃だったように記憶している。紙の本はもう時代遅れだ、これからはみんなタブレットでページをめくる時代になるのだ、と。その未来予想は必ずしも当たってはいない。俺の周りにはもう雑誌はタブレットで読むようになったから本屋では買いませんよ、などという人はほぼ皆無だし、たまに乗る電車でもタブレットで本を読んでいる人などほとんど見かけない。携帯電話の小さい画面では本を読んだり雑誌を見たりするには役不足だ。

ならば出版不況の原因は、他にあるのではないか。まず思い浮かぶのは、時間の使い方だ。例えば仕事を終えて家に帰ってから寝るまでの時間をどう過ごすか。飯を食ったり風呂に入ったりする時間を除けば、かつてはテレビを見るか、音楽を聞くか、本や雑誌を読むかだったのが、そこに携帯電話を操作する時間が加わったわけで、時間と言うものは限られているからその分他の時間が削られることになる。これが雑誌が昔ほど読まれなくなった一因であるだろう。

もうひとつは、かつては雑誌でしか得ることのできなかった情報が、ネットを通じて手に入るようになったこと。これは紛れもない事実だ。「ヘイSiri、あのバイクについて教えてよ」

初めはこっぱずかしいが慣れてしまえば便利この上ない。するとたちどころに、ハイご主人さま、とばかりに一通りの情報を教えてくれる。すごい世の中になったよな。

続きは本誌 P095で!

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