ヨーロッパで花開いたニューエイジカスタムの潮流

オートバイ発祥の地ヨーロッパで今満開に咲き誇るカスタムカルチャーは日本を源流とし、そこから学び、それを噛み砕き、新たなる巨大なムーブメントへと成長を遂げた。
ヨーロッパのバイクシーンでは今、ちょっとした異変が起きている。異変などと書くとたいそうに聞こえるが、広いユーラシア大陸を隔てた極東の地にいると、ヨーロッパでの出来事はその真意を得るのが難しく、ちょっとした変化も長い距離を経て伝わると異変という表現になってしまう。

その異変とは、新しいカスタムシーンの興隆だ。ここ数年はそのカスタムシーンが勢いを増し、春から秋にかけては、ヨーロッパでの短い夏を謳歌するように、毎週末に各地でカスタムバイクイベントが開催されている。そこにベテランライダーからリターンライダーまで、多くのライダーがつめかけている。日本と同じくヨーロッパも既存ライダーの高齢化と若者のバイク離れが進み、二輪市場の縮小が懸念されていたが、カスタムシーンの興隆によって“プチ”バイクブームが起きているほどだ。

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