【CLUBMAN’S EYE】DUCATI・ BMW・ MV AGUSTA

DUCATI PANIGALE V4S
スーパースポーツのベンチマークを塗り替える新次元の電脳バイク

200km/hオーバーでフルバンク状態のままリアタイヤを任意に滑らせるのは、
決死の覚悟とがっちりマシンを抑え込む体力が必要だが、パニガーレV4Sの電子制御は
アクセルを開け続けてさえいれば、スリップアングルの維持を可能にしてくれる。

そして迎えた2017年、遂にその時はやって来た。ミラノショーでパニガーレV4が姿を現したのだ。しかも我々にお披露目されたパニガーレV4は開発段階の試作車ではなく、完全な量産車として。そしてさらに驚くべきは、お披露目されたばかりのパニガーレV4は年明け早々にデリバリーが開始され、首尾良くオーダーを入れていたドゥカティストはメディアで報道される以前にパニガーレV4を手に入れられたというわけである。

BMW K1600 GRAND AMERICA
6気筒が生んだスポーツバイクを超える楽しさ

直列6気筒エンジンを搭載したK1600にバガースタイルのBが加わった。その走りは予想をはるかに超えてスポーティー。見た目はクルーザーだが、6気筒エンジンの官能的な走りを思い切り楽しめるマシンだった。

K1600Bはスポーティーに走ることもできるツアラーだと思っていた。ところがいざ走らせてみると、とてもそんなレベルではない。これまでの常識とはまったく異なるスポーツ性と楽しさを持ったバイクだった。

感動はエンジンを始動してスロットルを大きく開いた瞬間に始まる。高度にチューンされた6気筒の甲高い排気音でテンションは嫌が応にも上昇する。街を流せばゆったりと快適。少し加速しようとスロットルを開ければ、官能的な排気音と共に背筋をゾクゾクさせる加速が始まる。幹線道路をクルマの流れに乗りながら、時々加速するくらいの走り方でも楽しくて堪らない。

MV AGUSTA BRUTALE 800 RR
究極のエキサイトメントがここにある

3気筒エンジンを搭載したプレミアムなスポーツネイキッド、ブルターレ800にRRが登場した。
パワーや速さもトップクラスだが、素晴らしかったのはライダーを虜にしてしまう官能性能だった。

ブルターレ800RRに乗ってコーナーを一つクリアした時、アグスタは変わらないんだなと思った。スポーツバイクは性能を向上させるために日々改善が加えられている。ハンドリングも変わっていくのが普通だ。アグスタももちろん性能自体は進化している。しかし根本的な気持ち良さは変わることがない。

F4に初めて試乗した時、コーナーへ飛び込んでいく感動は今でも忘れることができない。コーナーへの侵入で鋭くバンクしてインに切れ込むように向きを変えようとする。〝曲がる〟などという言葉で表現されるノンビリした動きではない。そしてペースを上げるごとにマシンとの一体感が強くなっていった。そんな速く走ることだけでなく、ライダーを感動させることを考えたハンドリングが、現在のブルターレにも受け継がれていた。

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