創刊以来サンデーレースを応援してきたクラブマン。
これからももちろん応援し、走り続けていきたい。
そんな想いをこめて“サキパラ”、スタートです。

マッハというのは、その真の姿が知られていないマシンである。謎の生物級である。乗っていない人達は勝手に噂話を作り上げてしまっている。実際に乗っている人達も本当の速さや楽しさを引き出せずにいることが多い。旧車は基本的にそういう傾向があるのだが、シビアな要素が多いマッハの場合はそれが特に顕著だ。

たぶん、僕が乗っているマッハがどんなマシンなのか、みんな想像もできないんだろうなあ。そう思った僕はいつもレースで争っている46ワークス中嶋史郎に「マッハ乗ってみたい？」と聞いてみた。「乗りたい」と即答。そして「オレのＢＭＷにも乗ってみます？」「乗りたい」。ならばせっかくだから何人か呼んでみようという話しになって、元クラブマン編集部員にしてレーシングチームハニービーの元メンバー石川康治とオーヴァーレーシングの佐藤健正会長に連絡したところ、これまた即答で「行く」との答え。

個人的にはマッハのことを知ってもらいたいから、 一 般の人にも乗ってもらう機会を作りたいと思ってもいるのだが、今回はサーキットだし、中嶋ＢＭＷもあることから断念。これに関してはいつかストリートでの試乗会をやってみるつもりだ。