【カフェレーサー絶対主義 】 HARLEY DAVIDSON・KAWASAKI・CHABOTT ENGINEERING

スクリーンの向こうにバンクがそびえる
HARLEY DAVIDSON XR1200 by TASTE

古くからのクラブマン読者なら、俺が1986年式のスポーツスターを購入し、それをいじりながらツインレース参戦に熱中していたことを記憶している人もいるだろう。前後のエキパイをどうしても同長にしてみたくて、リアシリンダーのパイプをぐるりとトグロを巻かせた〝うず潮マフラー”のことを、30年近くたった今でも時々言われることがある。アレは衝撃でした、と皆が口を揃える。恥ずかしくも笑える思い出だ。

マン島を思う俺がいた
KAWASAKI W650 by BERRYBADS

ザ・カフェレーサー。そんなフォルムの1台は滋賀・大津はベリーバッズの作。国産から英車、ハーレー、カフェからボバー、チョッパーまで守備範囲の広いショップである。
市販のノートン風アルミタンクとロケットカウルに、アルミを叩き出したワンオフのシングルシートは典型的な英国のボーイレーサーのフォルムながら、オーバーレーシングにオーダーした一点もののアルミスイングアームやドゥカティ400SSの倒立フォーク(ヤフオクで安く落札したらしい)、F17/R18ホイールにダブルディスクといったパーツをあえて組み合わせることにより、懐古趣味に終始することのないモダンなイメージを獲得している。イグニッションキーやスピードメーター、ハンドルスイッチにモトガジェットというハイテクブランドを使用しているのも面白い。

アートとメカニックのはざまで
CHABOTT ENGINEERING

木村信也という男をご存知だろうか。
20年以上前に愛知・岡崎でハーレーダビッドソンのカスタムショップ、ゼロエンジニアリングを開業。グースネックと呼ばれるステムヘッドを前方に伸ばしたハーレーならではのカスタム手法を駆使し、極端に低く、シンプルかつコンパクトな古めかしいバイクを次々生み出して、日本はもとより世界中で人気を獲得。ゼロスタイルという言葉が世界のハーレーカスタムワールドで定着するほどブレイクを果たしたカスタムビルダーである。
木村を含む5名ほどが働くゼロエンジニアリングは、オーダーしても4年待ち、などという状況が10年以上も続いたものだった。

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